前回は、生命保険のお支払い総額のお話をしました。
1世帯あたりの生命保険のお支払い総額の平均は、なんと1500万円以上!
こんな高価な商品に「値札」を付けずに売り「値札」を見ずに買ってしまうなんて、常識的に考えて、とても奇妙なことであるのは間違いありません。皆さんも、言われて見れば、そう思いますよね?
対して、今回は「それじゃあ、もらえる金額はいくらなの?」というお話です。
これも、公的機関からの統計数値が出ています。驚きの数字です!
1世帯あたりのお支払いの総額は1528万円。
対して、もらえる金額の平均は、なんと250万円!(死亡:284万/満期:216万)
つまり、ほとんどの人が、生命保険契約で、ものすごい損をしてしまっているんですよ!
例によって、大手生命保険会社のセールスである友人に、この数字を見せたところ「そんな数字、会社では教えてくれない」「生命保険なんだから、損するのはしょうがないんじゃないの?」と、いつもと同じ、煮え切らない答えでした。
私、少々腹が立って「これだと、保険会社ばっかり儲かっているってことじゃないの?」と言うと、友人、少々考えた後、「でも、会社だって運営していかなくちゃならないんだから、そのお金でしょ?」
それにしちゃあ、事業費があまりにも高すぎるんじゃない?これでは、保険会社の運営のために、毎月の保険料を払っているようなものになってしまいます。鬼教官のコメントはこうでした。
「これで、生命保険に“値札”を付けずに販売するわけが、よくわかるでしょ。こんな数字を見せられたら、誰もこんな商品、買わないもん。
さらに、保険会社がセールスさんに対して、きちんとした教育を行わない理由も、よくわかったでしょ。良識のある人だったら、こんな商品、親戚や友人にすすめられるワケないじゃない」
幸い、私の契約内容は、鬼教官たちとの出会いで、決して損をしないような設計になっています。どんな設計か、皆さんにも是非教えてあげたいと思います。
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