生命保険会社はこんなに儲かる！

　１世帯あたりの生命保険の支払い総額は1500万円強。対して、もらえる金額の平均は、なんと、250万円。
　こんな数字、生命保険会社も、セールスさんも、お客様には決して言えない数字です。
　だから生命保険会社は、いまだに「値札」を付けずに商品を販売するという、常識では考えられないことを、当たり前のこととして行っているというのが、前回のお話でした。

　さて、こうした数字や実情を聞いても、自分の生命保険契約について、疑問を持たない、何の行動も起こさない、さらには自分は大丈夫だと思っている人がたくさん居ることは、今ではとても不思議なことに思えます。
　とは言え、かつては私も、自分には関係ないことだと思っていました。大手生命保険会社のセールスをやっている友人から、「絶対にイイ保険だから」と頼まれて加入した保険だから、損なんかするはずないと、気にもしていませんでした。
　ところが、興味を持って、鬼教官たちの教育を受けて見れば、まさに大損の保険！もちろん、友人には、何の悪意もありませんが。
　この事実に気付いてからは、鬼教官たちの「全く、知らねぇぞ！せっかく教えてやってるのに・・・」の愚痴も、まさに実感という今日この頃です。

　しかし、生命保険会社、これじゃあ、儲かるはずですよね。駅前の一等地には、必ず生命保険会社のビルがあるのも、なるほど、納得です。とは言え「生命保険なんて、そんなもんでしょ」では、皆さんが損をしてしまいます。そして、生命保険は、決してそんなものではありません。設計によっては、非常にお得な、ましてや損など決してすることのない契約が可能なのですから。
　
　ですから、まずは、ご自分の契約に、きちんと「値札」を付けることから始めて下さい。値段がわからなければ、その買い物が「お得な買い物」だったのか、それとも失敗だったのか、判断ができません。そして、値札を付ける作業は、残念ながら素人の方には出来ません。生命保険は、専門家のコンサルティングが不可欠な「高価な買い物」なのです。

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