生命保険のコンサルティングの実況中継をお送りしていました。私の友人(大手生保のセールスをやっているお義母さんから保険に加入。絶対解約できないと言っていたのに、わずか30分で解約を決意した)への、私の先生のコンサルティングです。
無事コンサルティングは終了しました。ご興味ある方は是非バックナンバーをご覧下さい。その上で、ここからの話をお読みいただいた方が、楽しく、かつ、分かりやすくなると思います。
友人(夫)は無事、私の教官から新たな生命保険に加入。大手生命保険会社のセールスレディをしているお義母さんから加入した保険を解約したのですが、その後、そのお義母さんから、なんと、私あてに電話がかってきてしまったんです!
私が教官を友人に紹介したから、友人はお義母さんから加入した保険を解約してしまったのですから「これはヤバい!『余計なことしてくれたのはアンタね!』なんて怒られてしまうにちがいない・・・」とビクビクしながら電話に出たんです。
案の条、ぎこちない挨拶のあと、お義母さんはこう言いだしたんです。
「突然で申し訳ございませんけど、ウチの子に保険の話をしてくれた方って・・・どういう方なんでしょうか?」
私が、しどろもどろに、差し障りのない範囲で教官について説明すると、「それで、あなたとはどういうご関係なんでしょう」 どういう関係って言われても・・・返答にこまってしまう私に、お義母さん、「いえ、その、何もアナタから色々聞き出そうっていうワケじゃないんですよ。実は、私、是非その方にお会いしたいと思いまして・・・その、別に文句を言おうとかそういうのじゃないんですよ。ちょっと、その、是非お話をお伺いしたくて、それで、あなたにお電話したんです」
ホッとしつつも、今度は教官の方が何て言うだろうか・・・と思いつつ、教官に連絡をしたんです。
すると教官「いいよ。是非!」と軽くOKしてくれたんですよ。 いよいよ「教官VSお義母さん」の対決の日がやって来ました。なんと、その会談(対決??)の場に、私も同席させられてしまったんですね。
で、私はものすごく緊張していたし、お義母さんも何だか悲壮感ただよう重~い雰囲気。そんな中、教官だけが、いつものように、笑みを浮かべてリラックスしているんで頭に来ます。
開口はお義母さんから、「この度は、子どもがお世話になって、本当にありがとうございました」とのごあいさつ。本気にも皮肉にもとれる言葉です。で、お義母さん、こう続けたんですよ。
「息子が私から入った保険を解約したことは、ある意味では仕方ないと思っているんです。息子ももう大人ですから。でも、嬉しいことではないですからねぇ、私もいろいろと説明しようとしたんですよ。でも、全然話を聞いてくれないんです。だから、その時は『余程、うまいこと言って勧誘されたんだろうな』って、悔しく思ったんですよ!」
いよいよお義母さんの攻撃が始まる・・・そう思った時、お義母さんから、こんな言葉が出たんですよ。
「でも、その時にですね、息子が何も言わずに一言だけ、こう言ったんですよ。『母さん、俺だからいいけどさ、あの保険、叔父さんや叔母さんや友達にも売っちゃったんでしょ?それに、たくさんの人にも売っちゃったんでしょ・・・どうするの?良くないと思うよ』って。私も、その時は、本当に何てことを言う子なんだろうって情けなくなったんですけど・・・でも、後になって、息子がそんな風に言うのは、きっと余程のことなんだろうって思って、それで、一度お話をお伺いしなくては、と思ったんですよ」どうやら、戦いにはならずに済む様子です。
(続く)
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