生命保険のコンサルティングの実況中継のコーナーです。私の友人(大手生保のセールスをやっているお義母さんから保険に加入。絶対解約できないと言っていたのに、わずか30分で解約を決意した)への、私の先生のコンサルティングです。無事コンサルティングは終了。ご興味ある方は是非バックナンバーをご覧下さい。現在はその後のエピソードをお送りしています。
ここまでお読みいただいた皆さん、ご理解いただけましたよね。テレビCMしている生命保険の商品って「まったく新しい」だとか「画期的」だとか言ってはいても“右も左も定期付き終身”の頃とまったく同じ。どの会社の商品も同じ仕組みだということが。そして、本来、競争関係にあるはずの各社が、またも一斉に横並びの商品を販売するその理由も!
大手生保で10年もの間セールレディをしていたお義母さんも、ようやくその実情を理解したんです。後日、教官はこんなことを言っていました。
「あんな風にセールスさんと話をすると、いつまでたっても消費者無視の姿勢が消えない会社って、ホント、腹が立つよね。まあ、中には心底ひどいセールスも居るけど、ほとんどのセールスさん、特に経験の少ない人たちなんか、どう見たって契約者以上に会社に利用されてるもんね。正しい教育なんかほとんどされず、会社にとって都合のいい台詞だけ教えられて、あとはノルマ・・・その挙句、家族や、親戚、友人に不義理をして、自分でも他人の保険料を肩代わりして。辞めたいって言ってもなかなか辞められなかったり、辞めた後に自分で加入した保険を解約しようとしてもなかなか解約できなかったり、自分の会社のセールスさんにそんなことしておいて、CMでは綺麗事ばかり!そんな会社が生涯面倒なんか見てくれると思う?元セールスさんの裏話なんて、そりゃすごいもんだよ。でも、商品についての批判って、ほとんど出て来ないんだよね。つまり、商品の基本的な知識については、ほとんど教わっていないってことなのよ。会社のやり方なんかはボロカスに言っても、商品については“どこも同じ”ぐらいにしか認識できていない。この実情が会社の方針を表しているよね。」
「・・・本当によくわかりました。いかに自分が何も考えないで、会社から言われたことを鵜呑みにして保険を売っていたかって・・・!」
この発言の直前、お義母さんは、自分の販売していた、所属する会社の主力商品についての認識を、全く新たにしたのです。そして、その瞬間から、教官の見識に大きな信頼を抱くことになりました。以降の話は、もっぱら、お母さんが今まで行っていた販売活動の中で“もしかしたら、ちょっとおかしいかも??”と心の中で抱いていた疑問についての投げかけとなりました。
教官はそれらのすべてについて、この後も簡潔に答えて行きます。読者の皆さんにも非常に参考になると思いますよ。思い当たることもたくさんあるでしょう。そして、ご自分の保険契約について「これはマズイ! 何とかしなくては!」と思ったら、是非この文章のバックナンバーを見て下さい。その上でコンサルティングの必要性を感じたら、迷わずメール下さいね。
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