<質問>
家計が苦しいので保険料を安くしたいのですが、どの保険を選んだら良いのでしょうか?
<解説>
「キミでさえ、本は役に立たない、インターネットの比較サイトは余計に混乱を招くばかり。オレも全く同じ。インターネットで調べると、オレだって頭が混乱して来ちゃうんだよ。それを、ごく普通の素人がやって、何か効果があると思う? あり得ないよね。どうしようもない混乱状態に陥るだけだよね?」
「そうですよねー。絶対に正解なんか見つけられないですよね」
「そう。だから“保険料を安くしたい”と思いつつ、何年経ってもそれが実行できないのよ。それに、時々居るだろ。“自分で調べてこれにしたんですけど”って言って、何だか不思議な保険設計になっちゃってる人」
「あっ、そういう人、この頃多いです!」
「保険料を安くしたいのに、なんでこれを選んじゃったの?っていうケース」
「はい。結局余分な特約なんかがいっぱい付いたものに加入していて・・・」
「そうなんだよ。結局、自分で調べようと思って比較サイトに行ってしまう人は、“保険に高い・安いがある”と思っちゃってるのよ。でも、基本的な保険料はどの会社も大差はない。つまり、“安い保険を見つけよう”とする行為は“無いもの探し”の行為でしかないんだよね」
「そうかー。そういう風に言うと、よくわかりますねー」
「だろ。だから、結論としては『保険は商品では決して安くならない。設計で安くなる』っていう原則を知ることが必要なんだよ。その原則がわかってない状況で、いくら“保険料を安くしたい”って思っても、それが実現できないのは当然のことなんだよね」
なーるほどー!よーくわかりました。皆さん、いいですか。大事なことだから繰り返しますけど、保険は商品では安くならないんです。もちろん会社ごとの保険料の格差はありますけど、それはごく微小なもの。保険料は設計によって安くも高くもなるものなのです。
この点をはっきりと認識する事が大切なんですね。さて、そろそろこのテーマも終わりに近付きました。
保険料を安くするためにはどうすれば良いか、今までの教官と私の会話をまとめてみましょう。
1、保険商品自体に高い・安いがあるのではなく、設計によって高くも安くもなるということを認識する。
何度もしつこく言うように、保険の種類は3種類。これは世界共通です。単体の保険については、もちろん会社によって差はありますが、所詮微差でしかありません。つまり、商品選択で保険料を安くしようと思っても、ほとんど効果は無いのです。3つの保険をどのように組み合わせるか?適切な設計によってしか保険料を安くする事は出来ないのです。従って、インターネット比較
サイトなどを利用するのははっきり言って時間の無駄。混乱を大きくするだけの結果になってしまいます。
2、毅然とした態度で、プロの話を聞く。
念のため言っておきますが、セールス=プロという事ではありませんからね。ご注意ください。ほとんどのセールスはただの素人です。
教官のような、プロと呼んでも差し支えない人は存在します。ですから、そうした人を紹介してもらって、毅然とした態度で話を聞く・・・これが最も適切で時間も手間も掛からない方法です。もし、少しでもしつこいセールスを感じたら、そこで話を打ち切れば良いのです。代わりの人はいくらでも居るのですから。
3、すぐに行動する
何よりこれが一番の秘訣です。迷っている、考えているだけでは、今月もまたすぐに保険料引き落としの日がやってきてしまいますからね。
最後に補足です。
設計によって保険料を下げる具体的な方法は「保障額を下げる」「保険期間を短くする」ということになりますが、もちろん必要な保障を準備するための生命保険ですから、保障が極端に不足しては意味がありません。
それを踏まえた上で、どのような設計が適切かという話になってしまえば、やはり、どうしても専門家の知識が必要になってきます。それで保険料が安くなるの?と、当然そうした疑問も出てくるでしょう。
もちろん単に安くするだけがコンサルティングではありませんよ。でも、教官によれば、現在の日本においては、90%の人が、適切なコンサルティングを受ける事によって大幅に保険料の出費を削減できるとのことです。
何度か教官のコンサルティングを見させていただいた事のある私にとっては、それは当然のことなんです。だって、一世帯あたりの支払い生命保険料総額の平均が約2000万円。でも、教官のコンサルティングで提示される設計って、大抵、700~800万のレベルなのですから。この差額を保険会社に払ってしまうのと、貯金になっているのでは、それはそれは大きな差ですよ!!
だから、やっぱり教官のような人のコンサルティングをきっちり受けてしまうのが、何よりお得だと私は思います。そこから発生する金銭的利益を考えたら、コンサルティング料金なんてタダみたいなものだと思うから。
以前、教官がこんなことを言ってました。
「マンションや家を買うなら、専門家を連れて行かなきゃ絶対ダメだよ。たとえ日当を10万円払ったって、欠陥建築物をつかまされる事を考えたら安いものなんだから。素人が見たって、基本的な欠陥すらわからないんだからね」
生命保険も全く同じなんですね。
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