はじめまして。在宅で全国の保険ショップの営業さん向けに商品のアドバイスをしています、ファイナンシャルプランナーの小林です。ここでは皆さんに、私のとっておきのお役立ち情報である生命保険のお話をさせていただきます。
・・・と言っても少しも難しい話ではありません!
私自身、生命保険のセールスの経験もない、普通の主婦だったからです。そんな私がなぜ生命保険について、皆さんにこうしてお話できるようになったのか、自己紹介をかねて、その理由をお伝えしたいと思います。
私、以前は証券会社に勤務していました。金融関係には違いないのですが、生命保険については当時は何の知識も持っていなかったんです。ですから、多くの方と同様、大手生命保険会社でセールスをやっている友人から「お願い!」って頼まれて、生命保険に加入していました。当然、契約の内容なんてまったく分からないままに。友人からは「イイ商品だから安心してね!」と言われて、ちゃんと自分で調べることもせずに、全部おまかせだったんですよ。
その後、ちょっと変わった会社に転職したんです。その会社の業務内容を説明することは難しいのですが、税理士さん、弁護士さん、社会保険労務士さん、宅建主任などの専門職の方々、金融関係をはじめとする各分野のスペシャリストの方々が集まって、お客様である会社や個人事業主の方の様々なリクエストにお答えするといった会社なんです。
その会社で、生命保険関係の方やFPの方には特に仲良くしてもらい(全員男性、ただし全員既婚者)、いろいろな事を教えていただく内に、ふと思ったんです。
「この人たちって、生命保険セ-ルスの友人たちよりも、生命保険について、よく知っているかもしれない」
・・・だって、セールスをやっている友人が私に話すことと、彼等が話してくれることでは、雲泥の差だったんですよ。
たとえば、友人はこう言ってました。「もし、小林ちゃんに万一のことがあったら困るじゃない!」
でも、会社の人たちはこう言ったんですよ。「君が死んで悲しむ人は居ても、金銭的に、家族は困らないでしょ?だったら、なぜ保険に入ってるの?」
驚きました。保険の契約を取って生活している人が、こんなこと言うなんて。世間話のうちに何となく保険の話になってしまうたび「これからきっと保険に勧誘されてしまう!ヤバイ!気をつけなくちゃ」と身構えていたところでしたから。あれ?わたしのこと狙ってたんじゃないの?って、拍子抜けしちゃいました笑
さらに私が「でも、保険って、いずれは役に立つかもしれないんでしょう?それに、私の入っている保険は、3年ごとにお小遣いがもらえるやつだから、損もしないんですよ」と言うと、皆さん一斉に、大笑いしたんですよ。そして、一人の方が「今度、その保険証券を持ってきて、お兄さんに見せてごらん。」と言うのです。まわりの方々も、にこやかにうなづいていました。
笑われた理由がさっぱり分からなかったので、それなら!と保険証券を見てもらったんです。・・・驚きでした!目からウロコとはこのことですね!
私の契約内容についての勘違い、落とし穴については改めて書きますが(同じタイプの保険に女性が加入していることが非常に多いんです)、私が何より感じたのは、保険会社は、自社の利益のために、セールスさんを教育しているんじゃないか?ってことです。
でなければ、友人である私に、こんな保険を「いい保険だから安心して」なんて言って加入させるわけがないんです。それで、持ち前のおせっかい心に火がついてしまって。私が会社の人たちから正しい保険の知識をたくさん教わって、友人に本当のことを教えてあげたい!と思ったんですね。
その時から私の勉強が始まりました。うれしいことに先生はたくさんいます。そしてついに先生から「あなたには保険販売の資格が無い。だからこそ消費者目線で、消費者のためになる本当の意見が言える。自信を持って書いてしまえ」とのお勧めを受けて、このブログを始めることになったのです。
というわけで、過去を振り返りながら綴っていきます。
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